01:始まりの日

長い間、知人所有の休耕畑を借りて(無料)家庭農園を楽しんでおりました。

しかし、自宅アパートからクルマで15分ほどの距離があり、一応サラリーマンであるところの自分は、畑に行けるのはほぼ週末のみ。

中々こまごまと手を入れてやる事ができず、夏場に成長の早いキュウリなどは食べ時を逃してヘチマになってしまう事数知れず。

やっぱり、家と畑は隣接してるのが理想だよな・・・。

なんて事を考えてはおりました。

そしたらね、たまたまですけど、知人から

「空いてる畑+家があるんだけど、どう?」

って言われたわけですよ。

どう?って何やねん?と思いつつも色々話を聞いてみると、以前、ご両親が住んでいた家なんだけど、ご自身は別の場所に家建てて住んでるし、空家になって5年くらい。

耕作放棄されて久しいけど、どうも畑もついているらしい。

ほっておいても固定資産税かかるし、解体するにもお金かかるし、安く買わないか?みたいな。

いやいや、そんな

「家とか土地とか買うお金」

無いですから。

まぁまぁとりあえず見てみてよ、って言われて見に行ったさ。

もう、すごかったね。びっくりしたね。


家が見えん

はたけ?

とりあえず、その日は「とりあえず現場は見た」とだけLINEで伝えて、現場を後にした。

心のなかでは、「無い無い、無いわ~~~」と思ってましたね。

終わり

猫家陶房

築50年くらいの昭和のボロ屋を貰い受け、セルフリノベーションしながら畑を耕したり陶芸したり自転車乗ったりギター弾いたりしてる、一応システムエンジニアだったりするサラリーマンです。

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